米金融大手ゴールドマン・サックスがゼネラル・モーターズ(GM)とのクレジットカード事業の譲渡に向け、英大手銀行バークレイズと協議していることが分かった。ゴールドマンが消費者融資事業から撤退するうえでの大きな一歩となる。同事業は約20億ドル(3140億円)の未払い残高があり、現在はバークレイズがクレジットカード発行を引き継ぐ最有力候補となっている。事情に詳しい関係者らによれば、同行はこの夏にもGMと合意を結ぶ可能性がある。GMのクレジットカード事業譲渡を巡っては、USバンコープとブレッド・ファイナンシャルも候補として挙がっていたが、最近になり立ち消えとなった。ただしバークレイズが契約を結ぶことが確実ではなく、別候補が再浮上する可能性もあるという。
ゴールドマンのGMクレカ事業、譲渡をバークレイズと協議
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