【ワシントン】米バイデン政権は、中国から輸入するクリーンエネルギー関連製品の関税を強化する準備を進めている。中国製電気自動車(EV)の関税は約4倍に引き上げる予定だ。複数の関係者が明らかにした。  関係者によると、政権当局者は14日の発表に向けて調整している。中国から輸入する重要鉱物、太陽光発電関連製品、電池の関税も引き上げる。  特にEVが焦点になっており、EVの関税率は現行の25%から約100%に引き上げる見通しだという。また、米国に輸入する全ての自動車に2.5%の追加関税を課す見込みだ。