【精神科医が指南】ストレスなく付き合える人、ストレスが溜まる人を見極める「2つのポイント」

誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる！
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。

価値観が合う人は
どういう人？

今日は、価値観が合う人の探し方というテーマでお話ししたいと思います。

よく、価値観が合うか合わないかという話になりますね。とくに恋人や結婚を考えている相手について、価値観が合うか合わないかの話題になりがちです。

しかし、友人や家族においても、人間関係を築くうえで価値観は重要な要素だと思います。

価値観を決める
いちばんの要素とは？

では、そもそも価値観が合う合わないとは、どういうことでしょうか？

実は、価値観が合うか合わないかを突き詰めて考えると、いちばん大きな要素は「お金の使い方」についてなのです。

相手のお金の使い方が、自分にとって違和感がないかどうかが、最も大きな要素だということです。

価値観を決める
2番目の要素とは？

次に重要なのが、「時間の使い方」です。時間に対してルーズか几帳面か、融通が利くかどうかなどです。

つまり、お金の使い方と時間の使い方に違和感がなければ、その人は自分にとって、価値観が合う確率が高いといえるでしょう。

わかりやすい例でいうと、お金の使い方については、競馬や競輪、パチンコなどに、お金をたくさん使う人と一緒にいて、どう思うか。

気になって相手に指摘したときに、話しにくかったり不機嫌になられるようでは、価値観が合わないと感じてしまいます。

お金と時間の使い方が
価値観の8割

時間の使い方については、いつも待ち合わせの時刻に遅刻する人に対して、どう思うか。

おおらかに受け入れられるのであればよいのですが、ストレスがたまったり許せないと思ったりするなら、価値観が合わないと感じてしまいます。

価値観が合う合わないの8割はお金と時間の使い方で決まるといっても過言ではありません。

お金とタイムマネジメントについてストレスがないか、うまく話し合いができる関係なら、価値観は合っているといえるでしょう。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。