著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは損害保険大手チャブへの多額の投資を公表し、バークシャー信奉者の興味を引きつけてきた謎を解明した。15日の通常取引終了後に公開された規制当局への提出書類によると、3月末時点でバークシャーが保有していたチャブ株は67億ドル(約1兆0500億円)相当だった。バークシャーは以前の提出書類を修正し、2023年後半にポジションを増やしていたことを示した。チャブは世界最大手の上場損害保険会社の1社で、かつて保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の最高経営責任者(CEO)だったモーリス・グリーンバーグ氏の息子であるエバン・グリーンバーグ氏が率いている。チャブは最近、メリーランド州ボルティモアの崩落したフランシス・スコット・キー橋の保険会社として話題になった。