「7人が曜日について話している。真実を語っているのは1人だけ。7人の発言から今日が何曜日かわかるか?」
これは知識や難しい計算はいっさい不要で、「考える力」のみが問われる「論理的思考問題」のひとつ。論理的思考問題はGoogle、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、「スティーブ・ジョブズ超えの天才」と言われたあのピーター・ティールも自社の採用試験に取り入れた。これまでの正解が通用しない時代に必要な「思考力」を鍛える、「最高の知的トレーニング」でもある。
そんな論理的思考問題の傑作を世界中から収集し、解説した書籍が『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』だ。「論理的思考」「批判思考」「水平思考」「俯瞰思考」「多面的思考」が身につく67の問題を紹介。「頭のいい人の思考回路」がわかり、読むだけで、一生モノの武器となる「地頭力」が鍛えられると話題。この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、「情報を整理して考えられる人」だけが解ける問題を紹介する。(構成/石井一穂)
バラバラな情報を整えられるか?
情報の性質自体がバラバラなときは、何から手をつければいいのでしょう?
A,B,C,D,E,F,Gの7人が、曜日について話している。
A「明後日は水曜日です」
B「いいえ、今日が水曜日です」
C「違います、明日が水曜日です」
D「今日は月・火・水曜日のいずれでもない」
E「昨日は木曜日だったよ」
F「明日が木曜日だよ」
G「昨日は土曜日じゃなかったよ」
7人のうち、真実を語っているのは1人だけ。
今日は何曜日?
イラスト:ハザマチヒロ
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