ドナルド・トランプ前米大統領は23日、自身とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の関係がモスクワの刑務所に収監されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者の解放に役立つと主張した。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、WSJのエバン・ゲルシコビッチ記者(32)は大統領選の後、「間違いなく私の就任前に」解放されるとした。ロシア大統領は「それをほかならぬ私だけのためにする。われわれは何も支払わない!」と述べた。これに対し、ロシア政府は「この件についてプーチン氏とトランプ氏は接触していない」と応じた。ゲルシコビッチ記者は昨年3月29日にロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑で拘束されてから、1年余りにわたり収監されている。本人、WSJ、米政府は容疑を断固として否定。米国務省は不当拘束だと認定した。
トランプ氏、返り咲きなら「ロシアはWSJ記者解放」
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