誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
のらり
のらりくらりと
対応するのもいいわよ。
真正面から受け止めない。
「そうなんですね!」
「そうなんですか!」なんてね。
嫌いな人にこそ、最大限丁寧に接するように心がけましょう。後から、なんだかんだと言われるのは面倒ですからね。
そのときに、わざと慇懃無礼(いんぎんぶれい)に振る舞うのも、ひとつの手です。慇懃無礼というのは、うわべは丁寧に接すること。
丁寧すぎてかえって失礼という意味でもありますが、最終的に失礼でもいいんです。少なくとも、うわべは丁寧であることがポイント。
真正面から受け止めず、のらりくらりと対応することで、嫌いな人のほうから、遠ざかってもらうように誘導するということですね。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。