「お金のたまらないアラサー」がコンビニで無意識に繰り返しているNG習慣とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

チャンネル登録者数約55万人!人気急上昇中のマネー系YouTuber・節約オタクふゆこさんの著書『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』(アスコム)から、要点を抜粋・再編集してお届けします。年収350万円、奨学金による借金が450万円、貯金はたったの40万円。25歳時点で、そんな苦しい生活をしていたふゆこさんが、26~29歳の4年間で「資産1000万円」を達成できた方法とは?今回は「『貯金脳』に変わる方法」を中心に解説します。

「頑張ったご褒美」が毎日を「無駄遣いOKデー」にしている

「本当に自分にとって必要なものか」をちゃんと考えよう――。

 そうはいったものの、日常がストレスに溢れていると「考えること」さえも面倒になってきます。わたしが実際にそうでした。

「今日は疲れたし、スタバで好きなドリンクでも飲んで癒やされよう」
「こんなに頑張っているんだから、服くらい買ってもいいよね」

 そんなふうに、ストレスの緩和を最優先にする思考回路に陥るのです。仕事帰りに外食することも、ちょっと高い買い物をすることも、「頑張っているのだから」と歯止めが利かなくなります。

「お金のたまらないアラサー」がコンビニで無意識に繰り返しているNG習慣とは?分かりやすい解説で人気急上昇中!マネー系YouTuberの「節約オタクふゆこ」さん
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 さらに、外からのプラスアルファの提案にも弱くなります。

「その服でしたら、このアクセサリーを合わせると着こなしの幅が広がりますよ!」

 そのようにアパレルショップの店員さんにいわれれば、「かわいいな。でもお金が……まあ、いっか!」と流れで購入。

 ランチの際に、「セットでサイドメニューもつけることができます。ドリンクはいかがなさいますか?」とホール担当の店員さんにいわれれば、「じゃあ、お願いしまーす」と即答です。

 ストレスによって疲弊したメンタルでは、買い物でさえ「これ以上、悩みたくない」「考えたくない」と怠惰になり、一時の感情や欲望に飲み込まれてしまうのです。

「自分へのご褒美」も年に数回くらいであれば、やる気につながるよいことだと思いますが、それが日常になれば単なる浪費の言い訳です。

 仕事の忙しさやストレスなんて毎日のことですから、結局は、毎日が無駄遣いをしてもいい日になり、貯金メンタルとは真逆の浪費メンタルが根づいてしまうわけです。