【精神科医が教える】自然に周りから尊敬される人の共通点

【1分読み切り】何かを成し遂げなければ尊敬されないと思っていませんか？
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尊敬される人とは？

今日は「人は何かを成し遂げないと尊敬されないわけではない」というテーマでお話ししたいと思います。

誰かが素晴らしい成果を出しているから尊敬に値する、という考え方をする人がいます。そう考えてしまうと、「自分にはそんなことはできない」と結論づけてしまうかもしれませんが、それは違うんです。

たしかに、人は成果に対して尊敬することもありますが、それだけではありません。何かに挑んで頑張っている姿そのものが、尊敬に値するのです。

過程で身につくこともある

たとえ成果が出なくても、一生懸命何かに挑んでいる人の姿は尊いと思うのです。

何かを目指すときに、「とてもそんなことは無理だろう」と思ってもいいんです。ただし、わずかな可能性にかけてでも、いろいろトライしていれば、その過程で身につくものがありますし、その姿自体が尊いのです。

そんなアナタの姿を見ている人が、誰かしらいるはずです。アテクシは、無謀に見える夢にでも、やりたいと思うのならトライしてみるべきだと思うのです。

人生そのものが“過程”

成果だけを求めていると、「ずっと夢見て終わった」とネガティブに考えてしまいがちです。しかし、目標に向かってさまざまなことをやっている過程が大切なのです。

なぜなら、人生そのものが過程ともいえるからです。生まれてから死ぬまでの過程が人生なのです。

成果は自分への報酬にすぎません。「できて嬉しかった」「できてよかった」というだけのこと。そこで止まってはいけません。次も何かやらなければいけない。もし全てをやめてしまったら、止まった人になってしまいます。

挫折なんてない

結局、誰しも何かをずっと追い求め続けるのです。すぐには実現できそうもないことでも、そのわずかな可能性にかけていろんなことにトライしてみるのは、恥ずかしいことではありません。

むしろ尊いことで、尊敬されるべきことなのです。「どうせできないから」「挫折するから」なんてことはありません。私は挫折なんてないと思っています。

人は勝手に尊敬する

もしあなたが何かに取り掛かりたいのなら、その取り掛かっている姿自体が貴重で大切なこと。それに人は尊敬してくれるのです。過去の栄光にすがるだけでは、尊敬されるはずがありません。

もちろん、尊敬されたいと思わなくてもいいのですが、人は勝手に尊敬してしまうものです。少なくとも自分でその可能性を閉ざさないでください。