今のところグーグルであるというのは素晴らしいことだ。だがそれは簡単なことではないし、この先も難しくなる一方だろう。  グーグル親会社の米アルファベットが23日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、広告事業とクラウド事業の売上高が増加し、営業利益は過去最高を記録した。かつて手厚い福利厚生で知られた同社は大幅なコスト削減を続けているためだが、生成人工知能(AI)機能の開発の資金はその例外だ。  だがジェフリーズのアナリスト、ブレント・ティル氏の言葉を借りれば、今回の決算は「盛り上がりに欠ける」ものだった。