カマラ・ハリス米副大統領は、人工妊娠中絶の権利を大統領選に向けた活動の中心に位置づける。一方の共和党はこの問題で歯切れの悪い発言に終始している。中絶という言葉を口にしたがらなかったバイデン大統領とは対照的に、2022年の最高裁判決で憲法上の中絶の権利が覆って以降、ハリス氏は積極的なキャンペーンを展開し、中絶手術を行う医師や中絶経験のある女性とホワイトハウスで面会している。今年に入ってハリス氏は中絶を扱うクリニックを視察。大統領または副大統領がこうした施設を訪れるのは初だとみられている。
ハリス氏、「中絶の権利」を選挙戦の柱に トランプ氏の弱点突く
この言葉を口にしたがらなかったバイデン氏とは対照的
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