米大統領選に出馬しているカマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領は、いずれも討論会に前向きだ。そして、ほぼ全てのテレビ局が討論会を主催しようとしている。しかし、投票日まで100日を切る中、討論会の日程は一切決まっていない。9月10日に予定されているABC主催の討論会(現在予定されているのはこの1回のみ)についてはトランプ陣営が難色を示しており、新たな討論会が設定される可能性もある。事情に詳しい複数の関係者によると、NBCニュースは新たな討論会について両陣営と交渉中であり、CBSニュースも提案している。FOXニュースは先週、9月17日に討論会を開催する案を示した。大統領選の候補者は1988年以降、独立機関の大統領討論会委員会が主催する複数回の討論会で意見を戦わせてきた。ジョー・バイデン大統領とトランプ氏は同委員会とは無関係に、6月27日のCNN主催の討論会など、独自のルールを設けることに合意していた。
米大統領選の討論会どうなる、ハリス氏出馬で混迷
ハリス陣営とトランプ陣営は討論会の有無・回数について協議、テレビ局は自局開催を競い合う
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