ハリス氏の対中政策、数少ないヒント探るPhoto:Bloomberg/gettyimages

 米副大統領として、カマラ・ハリス氏は南シナ海でフィリピンの巡視船に乗り込み、この海域の領有権を主張する中国の試みを「違法で無責任」だと非難した。日本から発信した際は、米国が台湾の自衛を支持することを改めて確認し、中国当局の怒りを買った。

 だが、中国の習近平国家主席とのたった一度の短い会談では、ハリス氏はより友好的なメッセージを伝え、米中両国の率直なコミュニケーションを促した。