ドナルド・トランプ前米大統領は12日、イーロン・マスク氏が所有するソーシャルメディア「X」で同氏とのインタビューに応じ、不法移民などに関する政策に言及した。また「史上最大のインタビュー」と宣伝されたやり取りの中では、政敵を攻撃する場面もあった。インタビューは技術的なトラブルを受け、当初の予定よりも遅れてスタート。マスク氏は冒頭で、7月にペンシルベニア州の集会で起きたトランプ氏の暗殺未遂事件について質問し、会場近くの屋根に狙撃犯がいたことに触れてセキュリティー面のミスに言及した。大統領警護隊(シークレットサービス)を称賛し続けてきたトランプ氏は、「今回の問題から学ぶことになるだろう」と回答。その上で「彼らは素早く動いたし、それにはとてつもない勇気が必要だったことは言っておきたい」と続けた。