個人投資家の間で大きな支持を集めるベストセラー『株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書』、待望の続編『株トレ ファンダメンタルズ編』が発売された。前作はチャート分析がテーマだったが、今作では企業の業績や財務の読み方をわかりやすく解説する。著者は、ファンドマネジャー歴25年、2000億円超を運用してTOPIXを大幅に上回る好実績をあげたスペシャリストの窪田真之氏。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

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投資の実力を伸ばす『株トレ』に挑戦!

 東証グロース市場に上場しているA社株を3000円で100株買うと、すぐ急騰して5300円をつけましたが、その後2765円まで急落。

 A社株をここからどうする?

 ①〜③から選んでください。
 ①買い増し ②様子見 ③売り

株で儲ける人と損する人「売買判断に1つの根本的な差」

 A社株を買ったのは、AI(人工知能)を活用した画期的な医療サービスを開発中で、そのリリースが近いという発表があったからです。

 その後サービスはリリースされましたが、株価は急落。専門家から「画期的な医療サービスとして高く評価できる」とコメントが出ています。