まずは自分がいい仲間になってみる

経沢 本当にいい仲間をつくりたいと思ったら、自分が本当にいい仲間になるべきだと思うんですよね。相手と自分は鏡なので、やはり自分も何かを持っていなければならない。自分がダメなのに、自分以上にいい仲間が来ることはないと思います。まずは、自分が理想的な仲間にならないと。

 自分が仲間に求めることを、自分自身が行うということですね。

経沢 南さんが書いた本の中ですごくいいなと思ったのは、「仲間になってみる」というフレーズです。誘われて入ってみることで、学ぶことも多い。その経験が、今度誘う側になったときに活かされるんだなと思いました。

 ビズリーチの新人にも、「次は自分が仲間になりたい人間を連れてこられたら最高だね」と言っています。そのためには、何か一つでいいから自信を持てる実績を作ってほしいですね。

経沢 新人なら、毎朝誰よりも早く来て準備するとかでも構わない。周囲に「あいつの〇〇だけには頭が上がらない」と認められ、愛されるような人間になってほしいと思います。

→次回は、坂之上洋子さんをお迎えする予定です。お楽しみに!


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ともに戦える「仲間」のつくり方

自らの成長なくして、いい仲間は集まらない<br />――何か一つ、突出した実績を作ってみよう<br />【トレンダーズ代表 経沢香保子<br />×ビズリーチ代表 南壮一郎】(後編)

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若きベンチャー起業家が気づいた、
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