25年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2025』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2023年12月時点に執筆した『大学図鑑!2025』をもとにしています)
国際教養大学はこんなところ!
2004(平成16)年設立。全授業で英語を使用、留学必須など独特の教育方針と就職実績で、難関大学の仲間入り。グローバル人材養成のお手本と持ち上げられている。
勉強好きでオープン。負けず嫌いだが、異文化を理解しようという協調性と適応力あり。リアクションよし。テンション高し。意識も高く、プライドも高め。
最寄り駅からバスで田舎道をしばし揺られ、森の中の大学に到着。東京ドーム2個分のキャンパスは、徒歩で十分に移動可能。というか、年間の3分の1は雪で自転車が使えない。校舎が渡り廊下でつながっているのも雪のためだ。
1年目は全学生が寮生活、2年目以降も9割弱が学内の宿舎に住む。生活はキャンパスで完結。周辺には生活用品を売る小さな店が一軒のみ。あとはバスで15分かけてイオンモールへ向かう。星空を眺めたり森の中で遊んだりするのもいいが、熊が出るので注意。
勉強漬けにはもってこいの環境だが、それが自分の求める大学生活なのかを自問するべし。「大学説明会でキャンパスを見て、厳しいカリキュラムを聞き、やっていけないと思った」(受験生女子)という声も。
ただ、ガチンコの環境で勉強したい学生にとっては最強の大学かもしれない。