正解:④建物及び機械装置

建物及び機械装置は、年とともに価値が減少

 建物は長い年月使えますが、いずれ老朽化して使えなくなる日が来ます。機械類はフルに使っていれば磨耗などで使えなくなります。

 物理的には使えても、技術革新による陳腐化で価値がなくなることもあります。

 使用価値の減少にともなって減価償却費をたてることが必要です。

流動資産、土地・有価証券の扱い

 流動資産は原則1年以内に現金化できる資産であり、減価償却は不要です。

 土地・有価証券は時間の経過とともに価値が減るものではありません。

 土地や有価証券は価格が上がったり下がったりします。それは市場での評価額が変わるからです。時間の経過とともに古くなって価値が減るわけではないので、減価償却は不要です。

(本稿は、『株トレ ファンダメンタルズ編』から抜粋・編集したものです。)