損失が出てきまりの悪い思いをすることは多々あるが、市場で優位に立つ投資テーマを正しく選択し、タイミングよく買いを入れたと思ったのに、損失を被るとなおさら腹立たしい。今年、思いがけず損が出ている人工知能(AI)をテーマにした上場投資信託(ETF)3本に投資した人々は気の毒だ。筆者が見つけたAIに関連する他のETFは全て、S&P500種指数にもMSCIワールド指数にもパフォーマンスで後れを取っている。それはAIというテーマ自体が真剣に疑問視された先週よりも前に始まっていた。先週はAI銘柄の代表格である米半導体大手エヌビディアや高性能サーバーを製造する米スーパー・マイクロ・コンピューターの株価に対する投資家の疑念が顕在化した。
世界で最も人気「AI」テーマ型ETFが不調のからくり
今年、不覚にもAIをテーマにしたETFで損をした投資家は気の毒
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