「お金」に魂を売った“外資系金融エリート”を待ち受けていた悲惨な末路写真はイメージです Photo:PIXTA

お金を得るために自分の立場や権力を利用する。あるいはグレーゾーンを突いた行為によって儲けを得る……。いくらお金が必要だとしても、その行為の代償として大きなものを失うことになるという。※本稿は、作家・実業家のロルフ・ドベリ著、中村智子訳『Not To Do List 失敗を避けて、よりよい人生にするためのやってはいけないことリスト』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。

自分の評判をお金に換える
その行為が招く不幸とは?

 不幸な人生にするための方法はたくさんあるが、そのひとつが、「自分の評判をお金に換えること」。

 それは、職業や地位によって、さまざまな方法がある。

 あなたが警察官なら、スピード狂の運転手から免許証を没収する代わりに、あなたのプライベートの名刺をこっそり渡しておく。そうすれば、ときどき高級ワイン、シャトー・マルゴーが届くかもしれない。

 医師であれば、それほど効き目のない、それどころかまったく不要な薬を患者に処方する。そうすれば、製薬会社からカリブ海で開催される、飛行機代とホテル代、専門家報酬込みの「会議」に招待されるかもしれない。

 CEOであれば、自らが代表を務める会社の株を、絶好のチャンスを見計らって売買する(あるいは、妻や夫に適切なアドバイスをする)。

 不幸な人生を送るために、合法の境界線の向こう側の草をはむ価値はある。そこにはとりわけみずみずしい草が生えている。

【真のアドバイス】
失った「評判」は、二度と手に入れることができない

 1948年にインドで生まれたラジャット・グプタは、もっとも尊敬される国際的なマネージャーのひとりだった。