全員が「英語」に強いわけではない?

「学生全員が高い英語力を有するわけではない。世間一般では外語大生=英語というイメージがあるが、ほとんどの学生は入学後2年間で自分の専攻語の知識をつけるので、英語からは離れてしまう」(ロシア語専攻生)らしい。

 2016年のリオデジャネイロ五輪では、外大の学生が日本語通訳ボランティアとして参加した。TOEIC800点以上を条件に選ばれた26人が、各会場で日本の選手やメディア関係者の通訳を担った。2021年の東京五輪でも、約30人の学生が通訳を担当した。