米富豪で、共和党のドナルド・トランプ前米大統領を支持しているイーロン・マスク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、10日の大統領選テレビ討論会で民主党候補のカマラ・ハリス副大統領のパフォーマンスが「大半の人々の予想を上回った」との見方を示した。また、討論会の司会者が不公平だったと主張した。その一方で「美辞麗句を口にするだけでなく、物事を成し遂げるとなると、トランプ氏の方がはるかに良い仕事をすると、私は強く考えている」とし、「つまるところ、カマラが素晴らしいことをできるなら、まだそうしていないのはなぜか」と書いた。さらに、現職のジョー・バイデン大統領が「めったに職場に来ない」ため、ハリス氏が既に事実上の統括になっていると指摘。「つまるところ、足元の情勢がさらに4年間続くことを望むのか、変革を希望するのかだ」と述べた。