ドナルド・トランプ前米大統領は12日、カマラ・ハリス副大統領と大統領選討論会を再び開催することについて、拒否する姿勢を明確に示した。トランプ氏はフィラデルフィアで開催された討論会後、ハリス氏との2回目の討論会を巡り曖昧な姿勢を取っていた。トランプ氏は12日にはソーシャルメディア上に、「カマラは過去4年間ほどの期間にやるべきだったことに集中すべきだ」と全て大文字で投稿。「3回目の討論会はない!」と付け加えた。10日の討論会ではハリス氏が優勢だったと多くの人が見ているが、トランプ氏は自身が勝利したと主張。「プロボクサーが試合に負けた時、最初に口にするのが『再戦を望む』ということだ」と指摘した。トランプ陣営の広報担当者は、トランプ氏が討論会を拒否しているかについての確認に対し、「聞いた通りだ!」と電子メールで回答している。