15日に米南東部フロリダ州のゴルフ場で、共和党大統領候補で前大統領のドナルド・トランプ氏の暗殺未遂とみられる事件が発生した。捜査に詳しい複数の関係者によると、ライアン・ラウス容疑者(58)が現場に残したAK式のライフル銃は、シリアルナンバーの少なくとも一部が削り取られていた。ライフルの入手経路を特定しにくくする狙いとみられる。裁判所の記録によると、ラウス容疑者には複数の重罪など数々の前科があるため、銃器所持は違法だったはずだ。当局はラウス容疑者が発砲はしなかったものの、柵越しにライフルを向けたと考えている。ゴルフコース上でトランプ氏の1~2ホール先にいたシークレットサービス(大統領警護隊)が容疑者を発見し、少なくとも4発発砲した。
トランプ氏暗殺未遂疑惑、容疑者の銃にナンバー削除の跡
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