米フロリダ州のゴルフ場で15日、共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領の暗殺未遂とみられる事件が発生した。シークレットサービス(大統領警護隊)がライアン・ラウス容疑者(58)を発見して発砲するまで、容疑者はゴルフ場付近に約12時間潜伏していたことがわかった。検察当局が16日発表した。起訴状によると、容疑者は米東部時間15日午前2時頃から午後1時31分までゴルフ場付近に潜伏していたことが携帯電話の記録から判明した。シークレットサービスは、容疑者が柵越しにライフルを向けたことに気付き、少なくとも4発発砲した。訴状の詳細は、容疑者がいくらか事前計画を立てていたことを示唆している。容疑者は過去に「大量殺傷兵器」の所持で有罪判決を受けるなど多くの前科があり、銃器所持は違法だったはずだ。
トランプ氏暗殺未遂疑惑、容疑者は現場に12時間潜伏か
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