リブ・シュミットさん(22)は、自身の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のフィードに何らかの問題があるとは思っていなかった。太らないことをテーマにした動画を投稿し、自身が日常食べているものや、「フレッシュマン15(大学1年目で15ポンド=約7キロ=太ること)を回避する方法」「9時から5時までの仕事をしている人がストレス解消のために食べるのをやめる方法」といった体重に関連した助言をずっと伝えてきた。彼女のアカウントには67万人を超すフォロワーがいた。「体重はデリケートな話題だが、視聴者が望んでいるものだ」。シュミットさんは今月、インタビューでこう語った。シュミットさんの動画は、栄養に関する助言と摂食障害を促す助言の線引きを巡り、インターネット上で論争を巻き起こした。ニューヨーク市でプライベート・ファミリーオフィスのコーディネーターを務めるシュミットさんは、健康・フィットネス分野の訓練を受けた専門家ではないが、彼女のコメントによると、自身の動画が役に立ったと話す視聴者もいたという。
TikTok人気ダイエット動画が物議 制作者「視聴者が望むもの」
フォロワー増えたが摂食障害促すとの批判も
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