最新のiPhone(アイフォーン)がステータスシンボルだと思っているなら、ベンジャミン・クルード氏(41)の「アホ携帯(ダムフォーン)」に意表を突かれないように備えておくべきだ。オンライン小売業者向けのソフトウエアを開発するディフの最高経営責任者(CEO)を務めるクルード氏は、「Punkt(プンクト)MP02」という縦約12センチメートル、横約5センチのボタン式携帯電話から電話をかけ、メッセージを送っている。電子メールやビジネスチャットツール「スラック」で届いたメッセージには、パソコンの前に座るまで返信しない。「確かにちょっとした混乱を招いている。私が周りの人とは違った方法で連絡を取っているから」とクルード氏は言う。「幸い、私はボスだ」
アホ携帯にファクス、ローテク機器はボスの特権
だれでも最新ハイテク機器が買える時代「ポケベルを鳴らして」と言えるのは偉い人だけ
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