「私って何歳に見える?」女性が喜ぶ究極の答え方

――「本物の優越感」を相手に与えるためには、どうしたらいいですか?

yuuu 「相手が言われたら嬉しいことを想像して、それをストレートに言葉にする」のが基本です。たとえば、飲み会で「私いくつに見える?」と女性の年齢当てクイズが突然始まって困った経験、一度はあるんじゃないでしょうか? こうした一見答えるのに戸惑うような質問も、答え方次第では尋ねてくれた女性にエクスタシーを感じさせられるチャンスになります。

――その場にいる全員が固唾を飲む質問ですね。どのように答えるのが最適解なのでしょう?

yuuu 最適解かどうかは分かりませんが、女性にとって「若く見える」と言われるのが最大級の褒め言葉であるということを前提にすると、エクスタシーを与えられるのではないかと思います。

 ちなみに僕が女性の年齢を当てるときは、まず手と喉をめっちゃ見ます。年齢当てクイズで数多くの修羅場をくぐってきた僕の経験上、結局、この2箇所を見て予想すると、一番当たりやすいんです。そして、手と喉を見て予想した年齢から、3歳から5歳マイナスします。実際には43歳だと思っていたら、予想より3歳から5歳下の38~41歳くらいの年齢を言うイメージです。

 最後の仕上げとして、いざ年齢を言う直前にひと言、「めっちゃ本気で当てに行っていいっすか」みたいなことを言います。「今から言う言葉はお世辞ではない」ということが印象づけるためのフレーズですね。そしていざ相手が年齢を発表したら、「うそでしょ! 43歳に見えない!」と必ず驚いたふりをしてください。内心「当たった!」と思っていたとしてもです(笑)。

――すごいテクニックですね。ちなみに男性の年齢を当てる場合も「予想より低め」に言ったほうがいいですか?

yuuu 男性の場合は「貫禄がある」という言い訳ができるので、少しくらい上に言って大丈夫です。逆に、あまり下の年齢を言ってしまうのも「貫録がないのかな?」と思わせてしまうのでNGです。だから僕は男性の年齢は「ピッタリ」当てにいきます。予想より年上だったら、「めっちゃ若く見えますね。スキンケアとか何されてるんですか」と反応しますし、逆に年下だったら「すみません。ビジネス的なところから来る貫録がありすぎて、ちょっと上に見えちゃいました」と言えば許されます。

 こんな感じで、男性はどっちに転んでも言い訳が立つんですけど、「女性の年齢を上に言ってしまう」とマジで言い訳ができません。「女性らしくいたい」と思ってる人に対して「貫録ありますね」と言うと失礼にあたるので。色々言いましたが、基本は「減点を避けるコミュニケーション」を徹底するのが原則です。ここは、『ビジネス会食完全攻略マニュアル』でもたくさん紹介した通りです。

(本稿は、『ビジネス会食完全攻略マニュアル』の著者・yuuu氏と『人生が整うマウンティング大全』の企画・プロデューサー・勝木健太氏への対談インタビューをもとに構成したものです)