ビジネスシーンで応用できること
前説文化からビジネスシーンに応用できるものがあるとすれば、それは「表情」です。前説の芸人は基本的に明るい表情で芸を披露できる人が選ばれます。その理由はシンプルで、暗い顔の人に「笑って」と言われてもお客さんには響かないからです。ですから、笑顔の手本を見せられる人が前説の芸人として選ばれます。
職場でもこれは同じだと私は思います。暗い表情をしている人のまわりにはなぜかどんよりとした空気が流れますし、明るい人のまわりには朗らかな空気が流れます。別に満面の笑みを作る必要はないですが、にこやかでいられると皆さんを中心に明るい空気ができていくでしょう。
これまで多くの芸人やビジネスパーソンを見てきましたが、こういったにこやかに仕事ができる人がいると、本当に職場や現場が明るくなるので助かります。
この、明るい表情をつくるのは、喋るのが苦手という方でも実践できることですので、コミュニケーションの1つとしても覚えていていただけますと幸いです。