【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家&マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウをPDCA(計画・実行・評価・改善)式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【凄腕クリエイターが教える】「仕事ができる人」なら感覚的に知っていること・ベスト1画像:こす.くま提供

敗北感を感じることばかり

本日発売となる『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)の著者である僕たち2人は、ほかの人よりも企画をつくるのが得意だと思っている。

そう思うと同時に、僕たちよりいい企画をつくる人もたくさん知っている。

日本だけでなく世界に目を向ければ、自分の存在の小ささや能力的な敗北感を感じることばかりだ。

企画(創作)は「遊び」の延長

では、なぜ創作をしたほうがいいのか? 創作は、自分の「好き」という感情に深く向き合うきっかけになるからだ。

多くの場合、何かをつくるとき、その作業やそのコンテンツが好きだから始める。そこに大義はなく、あなたにとっては遊びの延長線上なのかもしれない。

でも、それでなんの問題もない。もともと企画(創作)とは、「遊び」の延長なのだ。

人間とは「遊ぶ人」?

20世紀を代表するオランダの歴史学者ヨハン・ホイジンガは、『ホモ・ルーデンス』という名著で、「人間とは、ホモ・ルーデンス=遊ぶ人だ」と喝破した。

学問やスポーツ、政治など、人類が築きあげた多くの文化は、すべて“遊びの精神”から生まれた。

遊びは人間やその文化にとって、根源的な営み。だから彼は、遊びこそが人間活動の本質であるというのだ。

※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。