米歌手テイラー・スウィフトさんのファンであるマーリー・ギブソンさん(57)は最近、外出先で女性用トイレに行く際に付箋をたくさん持って行き、各個室のトイレットペーパーホルダーの下に手書きのメモを置いていく。次に個室に入る女性のために「ちょっとした宝探しゲームを提供しているようなもの」と、ジョージア州サバナで零細ビジネスを営むギブソンさんは語った。メモの内容については「テーマは女性の権利。テイラー・スウィフトが築き上げてきたポジティブさを活用しよう。『テイテイ(スウィフトさんの愛称)』のようになろう」と話した。スウィフトさんは先月、米大統領選でカマラ・ハリス副大統領を支持する投稿をソーシャルメディアで行った。投稿には自分の飼い猫1匹と一緒に写った写真を添え、共和党副大統領候補のJD・バンス上院議員が「子どものいない猫好き女性」をけなしたことを皮肉った。それ以来、専門家たちは、世界中で人気の偉大なポップスターの支持が、ハリス氏とドナルド・トランプ前大統領の選挙戦にどんな影響を与えるのかを分析しようとしている。