成績アップ率、驚異の95.7%を誇る、門外不出の勉強法をついに解禁! 小学生から社会人まで世代に限らず、「こんな勉強法があるなんて知らなかった!」という声が続々。なぜ、ストレスフリーになると、勉強で成果を出せるのか。そこには「一瞬で覚えられる」「10分の1の勉強時間で」という魔法のような方法はありません。最新の脳科学に裏付けられた、誰でも効果が出る『科学的アプローチで勉強がとまらなくなる ストレスフリー勉強法』よりすぐに使えるノウハウを紹介する。
ストレスフリー食品の代表格ともいえる勉強にいい食品
「納豆を食べると頭がよくなる」というフレーズを聞いたことがある人は多いでしょう。
私も小学生のときに、母からそのことを聞いていたのですが、正直半信半疑でした。私が納豆を積極的に食べるようになったのは、中学3年生の頃です。
私の友人で、中学1年生の頃から「東大に行く!」と公言していたHくんが、学食で納豆2パックを自宅から持参し、納豆ご飯専用というしょう油まで持参していたのを目撃したのです。
皆が定食やどんぶりもの、麺類などを注文する中、Hくんはご飯と副菜のみを注文し、持参した納豆をかけて食べていました。
彼は朝の読書時間にも、1人だけ『新・受験勉強入門』(和田秀樹著、ブックマン社)や『だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法』(池谷裕二著、ライオン社)を読んでいる勉強の猛者だったため、私も納豆のことが気になり出したのです。
調べてみると、納豆は驚くほど勉強に効果的な食べ物でした。記憶力、学習能力を高める「レシチン」、脳の神経伝達物質「アセチルコリン」の素となる「コリン」、不足により集中力が低下する「カルシウム」、無気力を防ぐ「カリウム」、高ぶってしまった神経を抑える「マグネシウム」などなど、さまざまな栄養素が含まれています。
また、納豆には2種類の食物繊維が含まれていることも見過ごせません。食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、前者は急激な血糖値の上昇を抑制してくれ、後者には整腸作用があります。納豆は、ストレスフリー食品の代表格とも言えるでしょう。
(*本記事は、『科学的アプローチで勉強がとまらなくなる ストレスフリー勉強法』より一部抜粋し、再編集したものです)