「語源」で覚える

 少し覚えづらく見える単語も、「語源」をヒントにすると覚えやすくなります。たとえば、「distribute」(配る)という単語なら

 dis+tribute

 と分割し、その語源から覚えてみましょう。

・tribute → 「捧げる」という意味
(よく音楽で「トリビュート」という言葉が使われますね)
・dis → 「離れる」という意味

 あわせて「分けて与える」「分配する」という意味になります。

「語源」を覚えることのメリットの1つは、ほかの単語も同時に覚えられること。「tribute」1つ覚えてしまえば、「tribute」のつくほかの単語も、ひとまとめで覚えられます。

・attribute → at(~へ、~に)+tribute
 → 原因を~に捧げる
 → ~のせいにする

・contribute → con(ともに)+tribute
 → みんなで捧げる
 → 寄付する、貢献する

・retribute → re(再び)+tribute
 → 再び捧げる
 → 返礼として与える

TOEIC950点超!留学ナシで英語ペラペラになった私の「オススメ単語帳」英単語の語源図鑑

 語源はインターネットでもかんたんに調べられますし、ベストセラーになった『英単語の語源図鑑』(かんき出版)など語源学習をテーマにした良書も出ているので、参考にしてみましょう。