「語源」で覚える
少し覚えづらく見える単語も、「語源」をヒントにすると覚えやすくなります。たとえば、「distribute」(配る)という単語なら
dis+tribute
と分割し、その語源から覚えてみましょう。
・tribute → 「捧げる」という意味
(よく音楽で「トリビュート」という言葉が使われますね)
・dis → 「離れる」という意味
あわせて「分けて与える」「分配する」という意味になります。
「語源」を覚えることのメリットの1つは、ほかの単語も同時に覚えられること。「tribute」1つ覚えてしまえば、「tribute」のつくほかの単語も、ひとまとめで覚えられます。
・attribute → at(~へ、~に)+tribute
→ 原因を~に捧げる
→ ~のせいにする
・contribute → con(ともに)+tribute
→ みんなで捧げる
→ 寄付する、貢献する
・retribute → re(再び)+tribute
→ 再び捧げる
→ 返礼として与える
語源はインターネットでもかんたんに調べられますし、ベストセラーになった『英単語の語源図鑑』(かんき出版)など語源学習をテーマにした良書も出ているので、参考にしてみましょう。