成績アップ率、驚異の95.7%を誇る、門外不出の勉強法をついに解禁! 小学生から社会人まで世代に限らず、「こんな勉強法があるなんて知らなかった!」という声が続々。なぜ、ストレスフリーになると、勉強で成果を出せるのか。そこには「一瞬で覚えられる」「10分の1の勉強時間で」という魔法のような方法はありません。最新の脳科学に裏付けられた、誰でも効果が出る『科学的アプローチで勉強がとまらなくなる ストレスフリー勉強法』よりすぐに使えるノウハウを紹介する。

ストレスフリーが身につく最強の習慣Photo: Adobe Stock

感謝の習慣を身につける

 あなたが誰かに感謝をしているとき、「ありがとう」と思っているとき、あなたはきっと「ストレスフリー」な状態にあるはずです。それもそのはず、感謝を感じると体には次のことが起こります。

1.前頭前野の活動が活発になる
2.ドーパミンやセロトニンが放出される
3.副交感神経の活動が促進される

 つまり、ストレスレベルが低下して幸せな気持ちになり、やる気にも満ちあふれて頭もよくなるのです。素晴らしい効果です。

 小さなことに対しても感謝の気持ちを自然に持てるようになり、また過去の出来事に対しても感謝の気持ちを忘れないで日々を過ごせれば、ストレスフリーになれること請け合いです。

 感謝を忘れずに日々を生きていくために、私が実践している方法をご紹介していきます。

1.月に一度神社に行く

 私は大学時代から京都で暮らしています。そのため、外出すると神社を目にしないことはありません。そして月に1度はお参りをし、感謝とお願いごとを心の中で唱えるようにしています(ちなみに、日本には約8万8000社の神社があり、その数はコンビニよりも多いそうです)。

2.寝る前に1つ感謝をする

 布団に横になって目を閉じたあと、その日の出来事やその日関わった人に対してなど、なんでもいいので1つ感謝をしています。

 リラックスしていい眠りにつけるので、非常におすすめです。その日の出来事で、感謝を特に思い当たらない日(一日中家でだらだらしてしまった日など)は、過去の出来事に対してでもOKにしています。

3.感謝リストを作る

 自分が特に感謝をしている人の名前をリストにして、時折見返すようにしています。見返すと、自然と感謝の気持ちでいっぱいになると同時に、恩返しをするためにもっと頑張ろうと、前向きな気持ちになります。

 そもそも勉強できること自体、生活に余裕があるからできること。日々、感謝し、何のために勉強するのかをよく考え、自分の人生の目標をつかみ取ってください。

(*本記事は、『科学的アプローチで勉強がとまらなくなる ストレスフリー勉強法』より一部抜粋し、再編集したものです)