ドナルド・トランプ次期米大統領は、国家安全保障担当の大統領補佐官への就任についてマイク・ウォルツ下院議員(共和、フロリダ州)に打診した。事情に詳しい関係者らが明らかにした。ウォルツ氏は米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」に所属し、アフガニスタンや中東地域やアフリカでの従軍経験がある。国家安全保障担当の補佐官は上院議会の承認を必要としないものの、非常に影響力のあるポストとして知られる。補佐官は国家安全保障に関するすべての主要機関の調整を行い、大統領へのブリーフィングや政策の実行を担う。ウォルツ氏は、ウクライナや中東での紛争が長期化する中、補佐官に就く格好となる。同氏からは今のところコメントは得られていない。