米国の公的機関に対する国民の信用喪失は今に始まったことではない。その代償の一例として、未確認飛行物体を巡って全米で起きているちょっとしたパニックについて考えてみよう。米国では、権威のある人がそれらの物体について語っていることを誰も信じていないようだ。立証されていない主張がその空白を埋めている。  変人というわけではない何千人もの米国人が、ドローン、あるいはドローンだと彼らが思うものが頭上にあるのを目撃している。中でもニュージャージー州では目撃情報が特に多いが、その理由は誰も説明できていない。ただ、米北東部一帯やカリフォルニア州でも目撃証言は出ている。目撃者たちが正しいのなら、軍事施設や重要なインフラのある場所が標的になっているようだ。