結婚式でご祝儀を忘れて涙目→新郎新婦に何と言うのが正解?

人に好かれるも嫌われるも、真意が伝わるも伝わらないも、一目置かれるも軽く見られるも、すべては使う言葉次第。クイズに挑んで、ワンランク上の「大人の言い換え力」を身につけましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)

クイズ

 同僚の結婚披露宴でご祝儀を出そうとした瞬間、家に忘れてきたことに気づいた。取りに戻る時間はない。受付の担当者には、とりあえず「後日、お渡しします」と伝えた。

 自分のうっかりっぷりが、なんとも情けない。披露宴の途中で新郎新婦と話すタイミングがあったが、次のうちどのセリフを言うのが望ましいマナーか?

(A)「ごめん! 実は今日、ご祝儀忘れてきちゃってさ」
(B)「ダメな俺だけど、これからもよろしくお願いします」
(C)「今日は本当におめでとう! 末永くお幸せにね」

正解は……

C

× (A)「ごめん! 実は今日、ご祝儀忘れてきちゃってさ」
△ (B)「ダメな俺だけど、これからもよろしくお願いします」
◎ (C)「今日は本当におめでとう! 末永くお幸せにね」

解説

 あってはならないことですが、十分にあり得る事態です。自己嫌悪に陥るし、新郎新婦に対して「申し訳ないことをした……」という気持ちも募るでしょう。

 だからといって披露宴の途中で、Aのように新郎新婦に謝るのは、極めて重大なマナー違反。自分の気持ちを楽にしたいばっかりに、新郎新婦に余計な気づかいをさせたり、せっかくの幸せな気持ちに水を差したりするのは、あまりにも身勝手な所業です。

 ここは、何事もなかったかのように祝福するCがベスト。Bは普通の挨拶に聞こえるのが救いですが、中途半端に伏線を張る必要はありません。そして後日、なるべく早いタイミングで、全力で謝りつつ本人にご祝儀を渡しましょう。お詫びの品も添えたいところです。

結婚式でご祝儀を忘れて涙目→新郎新婦に何と言うのが正解?