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非常識な不労所得で自動的に富裕層になる方法Photo: Adobe Stock

なぜ、常識的な人ほど貧乏になるのか?

 常識的な人ほど「貧乏」になり、非・常識的な人ほど「裕福」になります。なぜなら、お金の常識はウソだらけだからです。

 常識的な人は、「お金は命の次に大切」だから「節約して貯めるべき」で、「勤勉に働いて稼ぐべき」だと考えます。

 でも、3つとも間違っています。いずれも、権力者や大資本家に都合よくつくられた共同幻想だからです。大勢の人がそうとは知らずに信じてしまい、常識として定着したにすぎません。子どもは親からお金の教育を受けるので、そんな間違えたお金の常識は引き継がれます。

 ですから、裕福になりたければ、お金の常識を捨ててください。そのうえで、非・常識的だけれど正しい事実を学んでいきましょう。

 常識的な人の大半は会社員や公務員など真面目なサラリーマンです。常識的な人ほど聞き分けがよく、親や先生から教えられた通り素直に生きてきました。

 あなたも、「いい大学を出て、いいところに就職するのが一番」と教えられませんでしたか。日本の教育は、「優秀な会社員や公務員」を量産することに特化してきたのですから当然です。でも、代償も大きかった。常識を疑わなかった人は裕福になれなかったし、今後も裕福になれません。常識的な人ほど貧乏になる原因は、ウソまみれのお金の教育にあったのです。

裕福になった非・常識的な人がやったことはコレ

 お金の常識がウソである以上、その常識に縛られない非・常識的な人ほど裕福になるに決まっています。大半の人が常識に足を絡め取られて脱落するので、競争相手はいません。非・常識人にとって、目の前に広がっているのはブルーオーシャンだということ。貧乏になるほうが難しいでしょう。

 では、裕福になった非・常識的な人は、いったい何をしたのか。常識人が信じて疑わない3つの常識をひっくり返しました。

「お金は命の次に大切」→「お金よりお客様のほうが大切」
「節約して貯める」→「お客様のためにお金を使う」
「勤勉に働いて稼ぐ」→「自動的に裕福になれる」

 非・常識人は、お金そのものよりも、お金を払ってくれるお客様のほうが大切だと考えます。それゆえ、自分のために貯めるのではなく、お客様のためにお金を使います。お客様が喜ぶ商品を探して仕入れたり、お客様が喜ぶような設備・建物を用意したり、お客様が喜ぶサービスを構築するのです。すると、お客様は、非・常識人に対して感謝してお金を払いますから、裕福になるに決まっています。

 しかも非・常識人は、自分自身があくせく働くのではなく、収入の大半を不労所得化して稼ぎます。不労所得とは、家賃収入や印税や配当金のことではありません。いずれも収益化までにタイムラグがあるだけで、「不労」ではないからです。ここでいう不労所得とは、「節税」と「補助金」です。

「節税も補助金も、フルに活用できるのは法人だけだ」と思われたなら、世の中の理不尽な仕組みをよく理解されています。

 そこで、そんな理不尽な仕組みを逆手にとりましょう。自分や家族を法人化すればいいのです。事務所も従業員も不要なので余計な出費もありません。それどころか、一生の間に数千万~数億円の差がつくので、いつのまにか富裕層入りできます。

女子高生でさえできたのだから、社会人にできないわけがない

 私は銀行員時代に、商社・マスコミ・エアライン・外航海運・電力会社などの大手企業を担当し、出世街道を突き進むエリート社員とつきあいました。でも、その中に富裕層は一人もいなかった。友人にもエリート官僚やエリートビジネスマンが大勢いますが、富裕層は皆無です。なぜなら、お金の常識を信じた常識人だったからです。

 その一方で、取引先中小企業のオーナーは例外なく富裕層でした。なぜなら、お金よりお客様を大切にして、お客様のためにお金を使う非・常識人だったからです。

 しかも、自分が直接お金をもらうのではなく、法人経由で間接的にお金をもらうので、税金が大幅に減免されていました。減免分はすべて、不労所得になっていたのです。

「すでにサラリーマンを選んでしまったし、いまさらオーナーなんてムリ」と思われたなら、半分正しいですが、半分間違えています。なぜなら、すぐにオーナーになれるからです。

「副業禁止なのでムリ」「自分には才能がない」「わかっていても行動できない」と思われたなら、すべて解消できますのでご安心ください。

 まず最初に、自分の価値観・関心事・才能を言語化します。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』の手順通りに「ふせん」を使えば、小学生でも言語化できます。そのふせんを並べ替えると、自分が本当に「やりたいこと」が何かわかります。その「やりたいこと」を、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』の通りに収益化してください。最初は副業禁止に違反しないように、副業未満の「副業ごっこ」からスタートします。軌道に乗ったら、副業禁止に関係ない家族を法人化しましょう。従業員や事務所はいらないので、お金はほとんどかかりません。女子高生にもできるのですから、社会人にできないわけがありません。

参考資料:こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。