2021年1月6日に発生した米議会議事堂襲撃事件への関与で有罪判決を受けた複数の服役囚のうち、極右団体の指導者らが21日に釈放された。ドナルド・トランプ大統領による大規模な恩赦や減刑を受けたものだが、この判断は共和党内や当日議事堂を襲撃した人々の間で物議を醸している。21日に釈放されたのは、極右組織「プラウドボーイズ」の元リーダーで禁錮22年を言い渡され恩赦されたエンリケ・タリオ氏や、禁錮18年を言い渡された極右団体「オース・キーパーズ」を創設したスチュワート・ローズ氏など。2人は襲撃に関連する最も重大な罪である扇動的共謀罪で有罪判決を受けていた。タリオ氏の母親ズニー・タリオさんは、「息子が自由になり、夢がかなった!」とXに投稿している。