右派系活動家グループがゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェースの米金融大手2社に対し、「多様性・公平性・包摂性(DEI)」の推進努力を放棄または縮小するようひそかに圧力をかけている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。一方でバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)とシティグループは、宗教的・政治的信条に基づいて顧客を差別したとして活動家から圧力を受けている。関係者らによると、シンクタンクの全米公共政策研究センター(NCPPR)、全米法律政策センター(NLPC)、ヘリテージ財団などで構成するさまざまなグループは、標的とする金融機関の少数株式をそれぞれ保有。昨年末に金融機関の事業慣行に異議を唱える提案を提出した。
「反DEI」活動家、ゴールドマンとJPモルガン標的に
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