ドナルド・トランプ米大統領の多様性・公平性・包摂性(DEI)の取り組み解体計画が22日に具体化し始めた。連邦機関内のこうしたプログラムを閉鎖し、これらのプログラムに携わる全職員を有給休暇とするよう命じられた。農務省、財務省、労働省は多様性に関するウェブページの一部を22日午前までに削除していた。連邦通信委員会(FCC)はDEIを推進する行動計画を撤回し、FCCの諮問グループを解散するなどの措置を講じた。他の機関では、これらの問題に関する会議がひそかにキャンセルされた。バイデン政権は2021年に署名した大統領令の一環として連邦機関に、さらに多様な労働力を採用し人種や性別による賃金格差を縮小するよう求めていた。