最終日、割れんばかりの大歓声で迎えられたのは、G-DRAGON。若い男性ファン、それも、スカーフを赤ずきん被りした男性が多く詰めかけていたのは、ファッションアイコンのG-DRAGONがスカーフを被って大阪のうどん店で食事を楽しんでいるところをSNSで発信したからだ。
実は彼がBIGBANGのために書き下ろしていたという新曲「HOME SWEET HOME」では、サプライズでメンバーのSOL(テヤン)とD-LITE(テソン)が舞台に立った。出演者まで総立ちとなって、熱狂はクライマックスに。K-POPを世に広めた第2世代の底力を見せつけた。
第2世代といえば、昨年東方神起が日本デビュー20周年、2NE1がデビュー15周年を迎えてライブツアーを開催し、健在ぶりを見せている。6月にはBTS全員が兵役を終了する予定で、2025年はまさに、ベテランも新人の第5世代も入り乱れたK-POP戦国時代の到来といえよう。(ライター・西元まり)
※AERA 2025年1月20日号より抜粋
※AERA dot.より転載