イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」の法律顧問が、ドナルド・トランプ大統領の就任からわずか数日後に辞任を発表する予定であることが分かった。トランプ氏は昨年12月にDOGEの法律顧問にビル・マッギンレー氏を任命。だが事情に詳しい関係者らによれば、同氏は民間セクターに復帰する計画で、複数の大手企業と協議している。ホワイトハウスとDOGEの報道官らからは今のところコメントは得られていない。DOGEでは数日前にも、マスク氏と共にトップを務めるビベック・ラマスワミ氏が退任。同氏はマスク氏との間にあつれきが生じる中、オハイオ州の知事選に出馬する予定となっている。DOGEは当初、外部の諮問機関として設置される構想であったものの、トランプ氏は就任後すぐに大統領令に署名し、米国デジタルサービス(USDS)に代わる機関として行政府内で機能させることを決定している。