米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は今月、同社のソーシャルメディア上の言論規制を大幅に緩和する変更を発表した際、「レガシーメディアがコンテンツの検閲を推し進めてきた」ことや、最近の選挙が「文化的な転換点」だったこと、ファクトチェックの実施が「信頼を築くよりもそれを破壊してきた」ことについて語った。メタの幹部が1月17日に広告主と行った電話会議で強調した点は、それとはまったく異なっていた。幹部たちは、誤情報や攻撃的な発言など、ブランドが不適切とみなすコンテンツの近くに広告が表示されるのを防ぐために取れる措置に焦点を当てた。「ブランドセーフティーに関しては100%の努力をする」とメタの広告担当幹部、サマンサ・ステットソン氏は広告主たちに語った。
メタ、言論規制の緩和を広告主に明示
「ブランドセーフティー」は時代遅れ 10年にわたる評判保護の取り組みが危機に
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