ドナルド・トランプ大統領は1期目を終え中断していたことを再開した。お気に入りの宿敵である米連邦準備制度理事会(FRB)とジェローム・パウエル議長に対し、インフレや金利を巡る対応について最近の仕事ぶりを批判したのだ。「ジェイ・パウエルとFRBは自ら作り出したインフレの問題を食い止められなかった。私がそれをやろう」。トランプ氏は29日、自身のソーシャルメディアプラットフォーム、トゥルース・ソーシャルへの投稿でこう述べた。トランプ氏がこのコメントをしたのは、パウエル議長が記者会見を終えて約1時間後だった。パウエル氏は会見で、FRBが利下げに関する新たな様子見姿勢に満足していることを示唆した。FRBは過去2年間でインフレが大幅に鈍化したことを受け、2024年12月の会合まで3回連続で利下げを行い、合計1ポイント引き下げていた。
トランプ氏、FRBに「口撃」再開 ただし利下げは封印
低金利を望むものの、1期目とは経済環境が大きく異なる
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