家族でルールを決めて
紙類を溜めない仕組みをつくろう

 お子さんがいるご家庭では中学校くらいまで、それなりに紙が多く溜まり、管理に悩むことが多いと思います。まずは、何のために残すのか?どれくらいの期間残すのか?紙のまま残すか、デジタル化して残すか?などを決めることが大切です。

 紙類の収納方法はさまざまあり、使い方により何を選んだらよいかは異なるので、一概に言えないのですが、増えていく書類は簡単に差し込めるファイルがおすすめです。「挟むだけ」「ポケットにいれるだけ」のようにさっとできる仕組みがベスト。もちろん、見出し(ラベル)は必ず付けてくださいね。

 せっかく整理しても、またすぐに紙が増えてしまう……。そんな悩みを防ぐためには、日頃からの習慣づけが大事です!

(1)定期的に見直し
 毎週末や月初めに「不要な紙がないか」チェック。
 保管書類の期限を決めて、古いものは処分。
 いつもは見ないけれど、必要なものは保存する。

(2)家族でルールを決める
「郵便物はこのボックスへ」「スキャンしたらこのフォルダに」など、わかりやすいルールを設定。
 子どもにも「大事なプリントはここに置く」という習慣を付けてもらう。

 新年度に合わせて、紙類を整理して、ルールと習慣付けで管理をラクにしていきましょう!

「家の中が紙だらけ……」「いつかやらなきゃ……」というストレスから解放され、必要な情報がすぐに見つかるようになるので、気持ちもスッキリしますよ!今日から少しずつ試してみてくださいね。

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