無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。雇用義務は65歳までなので、2つ目の稼ぎ口がない人は下層老人まっしぐら。株や為替の乱高下で新NISAも怖い。そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から稼ぎ口のタネを見つけて、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』で、月10万円以上の副収入を誰でも得られるメソッドを公開しています。6000名を超える受講者を成功に導いた新しい働き方を手に入れましょう!

資本主義の仕組みを上手に活用する
アメリカでは、DOGE節約資金から国民に20%還元し、全世帯に5000ドル(約76万円)が配られるそうです(*1)。DOGEとはイーロン・マスク率いる政府効率化省で、米国際開発庁(USAID)の解体から着手しはじめました。さらに20%を連邦政府の債務返済に充てることも検討中です。
対象的なのは日本。5年連続で過去最高の税収を達成したのに、まだまだ財源が足りないそうです。日本がアメリカのようにメスを入れられない現状が続く中で、1つだけ打開策があります。それは、日本国民一人ひとりが「世界一簡単な不労所得」を手に入れること。そこで、資本主義の仕組みを上手に活用します。やり方は簡単です。
真似するだけで、富裕層になれる
「世界一簡単な不労所得」とは、「法人経由の節税」です。不労所得の代表選手は家賃収入・印税・配当金ですが、手に入れるまでに時間がかかるうえに難易度も高い。これに対して法人設立の届け出は、婚姻届と同じくらい簡単です。
法人を活用した節税が、なぜ不労所得といえるのか。たとえば手取り400万円のサラリーマンは、本当は1000万円稼いでいます。消えた600万円は、税金や社会保険料として取られたり、資本家から搾取されたにすぎません(*2)。生身の人間、特に給与所得者は、全方位からお金を吸い取られる草刈り場になっていたのです。
もし法人経由で収入を得れば、法人住民税7万円はかかりますが、給与所得者のように根こそぎ奪われることはありません。つまり、この差額分が不労所得になるという仕組みです。
もちろん前提条件として、何か収入がなければなりません。お金とは数値化された感謝の気持ちなので、何も貢献せずにお金だけが湧き出るなんてありえません。
個人事業主の場合は、法人成りすればよいので簡単です。給与所得者はどうすればよいのかというと、やり方は2つあります。
1つ目は、給与所得者のままで副収入を作って、その副収入を法人経由で受け取る方法です。たとえば都内の出版社に勤めていたNさんは、妻を社長にして民泊事業を開始。軌道に乗ったあと、本業のスキルを活かしたコンサルティングを始めたところ、収入を7倍にまで拡大することができました。妻を手伝うだけなので副業禁止違反にもなりません。
2つ目は、勤め先との雇用契約を業務委託契約に切り替える方法です。先ほどのNさんは、第一子の誕生を機に子育て中心のライフスタイルに切り替えることを決意。仕事の内容そのままで出版社の業務パートナーに転身したところ、所得税・住民税・社会保険料が激減して、手取りが約200万円もアップしました。
このように、「法人経由の節税」という資本主義の仕組みを上手に活用すれば、倍速で資産が増え始めるので、いずれ富裕層になれます。しかも、あなたが支払う税金が理不尽な使い道に流用されることも阻止できる。さらに、すべての社会人が同じことを始めれば、私の試算では日本のGDPが2割拡大するので、社会貢献にもなります。
手順もシンプルで、先人が築きあげた定石があります。
まず最初に、潜在意識を活用して、「やりたいこと」を言語化します。うまく言語化できない人は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』を真似すれば、簡単に言語化できます。次にその「やりたいこと」を収益化します。それが軌道に乗ってから家族の誰かを法人化すればいい。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』を真似すると、スムーズに収益化できます。
*1 トランプ氏、DOGE節約資金から国民に20%還元を検討
*2 日本の租税支出透明性指数は世界の最低レベル!
*3 不労所得を手に入れる「賢い働き方」
参考資料:こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。