最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。
啓蟄に開運するには

今年の啓蟄は、3月5日~19日です。
「蟄」とは、土のなかで冬ごもりしている虫のこと。春の暖かな陽気に誘われて、地中の虫も外へ出てくるという意味の節気です。虫のほかに蛙や蛇たちも起きだした次には、桃が華やかに初花を咲かせます。
そして3月も終わりに差しかかると、さなぎが紋白蝶になり、ひらひらと飛んでいる姿を見られるでしょう。冬眠していた虫が目覚め、花が咲き、蝶が舞うという、心浮き立つような春の移ろいを観察できる時期です。
啓蟄は、太陽の力が増して、冬ごもりの虫がはい出てくるタイミング。花を飾ってお花のパワフルな運気いただきましょう。
「春の花は女性の運気を上げる」と、風水では言います。
3月はとりわけ「花」と相性がいい月ですから、一輪でも二輪でもいいでので、部屋の中に花のパワーを取り入れてください。
花はどこに飾っても凶相にはなりません。特に玄関、家の中心、玄関と家の中心を結んだ延長線の端の3箇所に飾れば欲しい幸運がどんどん家の中に押し寄せてきます。
『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。