「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、Dr.コパさんに追加で伺った日々の小さな開運法について紹介します。

豆まきの仕方

【2月2日節分】えっ、豆まきの時間って決まってたの!? 実は運気を左右するルールPhoto: Adobe Stock

本日は節分です!

節分はもともとは「季節を分ける」という意味で、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を節分と呼びました。現在は立春の前日を指して節分と呼んでいます。

「鬼は外! 福は内!」と唱えながら煎った大豆である福豆をまき、季節の変わり目に生まれやすいと考えられた邪気を祓います。
鬼のお面をつけた大人が鬼の役になり、子どもが鬼に豆を当てるのも節分の風景です。

「幸運は外から入ってくるものであり、不幸は家の中にたまりやすい」と風水では考えますから、豆まきをして厄を払い、新年の清らかな気をたくさん呼び込める家にしておくことは、開運にも効果的です。

では、どんな豆まきの仕方がいいでしょうか?

まず、豆まきは夕方に行なってください。鬼(邪気)が夜の闇に紛れ込む前に追い払う必要があるからです。

家の中心から見て、鬼門である「東北」にあたる部屋から時計回りに豆まきをします。

外に向かって「鬼は外」と2回、家の中に向かって「福は内」を3回。「福は内」を1回多くいうことで、福が家に残ります。

豆まきの後は1年間の無病息災を祈り、自分の年齢の数だけ福豆を食べます。
加えて、願いを叶えるための、とっておきの豆の使い方をお伝えしておきます。

「自分の歳の数」+「願いの種類にしたがった豆の数」を枕元に置いて寝てみてください。

「結婚運」を望む方は、自分の歳 + 4個

「仕事運」を望む方は、自分の歳 + 3個か5個

「全体運」を望む方は、自分の歳 + 6個か8個

上の数の豆を紙に包んで、枕元に一晩置いて寝ると、欲しい運を吸収できます。翌日、豆は処分しても食べてもかまいません。

『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながりますよ。