マルコ・ルビオ米国務長官は10日、米国とウクライナ政府高官らによる和平プロセスに関する協議で進展があれば、ウクライナへの情報および軍事面での支援再開に向けた扉は開かれる可能性があると述べた。ルビオ氏は10日夜、サウジアラビアに到着する直前の機内で記者らに対し、「11日の会談が非常に有意義なものとなり、近いうちに状況が変わることを期待している」と述べた。ドナルド・トランプ米大統領はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を2月28日に大統領執務室に招いた際、ゼレンスキー氏にはロシアとの和平交渉に応じる意思がないと批判して両氏は対立。米ウクライナのトップレベル協議が開催されるのは、それ以来となる。